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税務課の年中行事をなくした 固定資産税台帳電子化への道 |
新潟県新発田市 ITジャーナリスト 佃 均 |
固定資産税台帳の電子化に、コンピュータ・メーカーがサジを投げた。暗号技術を使ったセキュリティ対策、CD化によるスペースの節減、住民の要求にその場での対応など数々の要望をどうクリアするか?―それを解決したのは、県内ベンチャー企業が開発した電子帳票システムだった。 |
新発田市は新潟市からほぼ北東27km、JR白新線の白いボディに緑のラインが入った3両編成に乗って約20分。思ったより近い。駅前のターミナルには「赤穂義士の一人堀部安兵衛生誕の地」の看板が立ち、「月岡温泉」の案内が掲示されている。ここに9万2000人が住み暮している。そのまま新発田城址(重要文化財の「表門」、お濠の桜などで知られる)に行って見たくなったが、今回はお仕事である。 |
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