次世代電子帳票システムSERA FAQ
Q.サーバー等の必要なハードの規模と概略価格
A.ハードウエア環境としましては,メモリ容量256MB以上の市販のパソコンをご用意 いただければ良いと思います。ハードウエア費用としては,市販のPCで十分です。OSとしては、Windows2000プロフェッショナル・XP homeEdtion以上をご利用ください。
Q.具体的な利用先として、”市役所”は理解できますが、企業ではどんな使い方があるのでしょうか。
A.対象企業としては,大量に出力をしているところが考えられます。金融機関では、定期的に顧客の各種商品の販売状況(残高一覧、各種サービス契約状況、家族構成等)、預金残高一覧表などがあるでしょう。同様に,保険、証券業も対象となると思います。
また、工場では、生産台帳等がありますし、一般の企業におかれましても固定資産台帳や各種経理帳簿があります。
学校教育現場では,学齢簿(成績証明書)等があります。
 このように、法的に保存を義務付けられている帳簿類は多数あります。SecureArchiverによって、このような、各種一覧表をセキュリティを維持しながら安価に短時間で電子化できます。
 なお、SecureArchiverはウェブ技術を活用していますから、本社・支社間の重要情報をCDROMで配布しながらも、機密情報漏洩を防止するなど、セキュアな情報伝達ツールとしても活用可能です。
Q.企業では情報の鮮度が重要と思うのですが、具体的な導入事例をお聞かせいただくとありがたく存じます。
A.1週間をかけて40箱出力していた処理は、従来、年に1度大変な思いをして行ってきました。しかし、SecureArchiverによって短時間でユーザに送付できますので、年1回の重い処理も日常行われる軽いバッチ処理になります。
  したがって、週時処理に組み込むことも充分可能ですから、鮮度の高い情報をSecureArchiverで管理することが可能です。
  自治体におかれましては,災害緊急時に、生存確認等の作業をすぐに行わなければなりませんが、SecureArchiverを活用して対応いただけるとご判断いただいております。
Q.法的に保存を義務付けられている帳簿類について
保存方法に規制があると思いますが、SecureArchiverは保存媒体として認められるのですか?
A.電子帳簿保存法では、媒体の規制は無いものと存じますが、CDへの保存を推奨しています。
Q.法的に保存を義務付けられている帳簿類について
SecureArchiverに格納する以前にデータはディジタル形式で存在しているわけですから、素朴 に考えますと、それをネットワークで参照できればSecureArchiverは不要になります。ネットワーク参照を行わないのはコスト高になるからでしょうか?
A.はい、その通りです。
  従来のシステムは、データ保全に多大なコストをかけてきました。冗長なシステム構成、バックアップ、セーブなど、システム運用コストの大半はデータ保全のためです。こうした問題意識に立って、このデータ保全を不要とするシステムが必要ではないかと考えました。
  あるシステムを導入することにより,際限なくひろがるデータ保全の責務にある境界が引けるとしたら,システム全体の規模、コストを抑制できます。
  ユーザは、システムが肥大化することを欲していません。ユーザはコンピュータへの投資がこれまで膨らむとは予想していませんでした。 

Q.SecureArchiverの価値とユーザーの購入動機
◇SecureArchiverの価値
 @大量の機密データが安全かつ安価に保存できる。
 A大量の機密データを複数のサイトでエンドユーザーが随時、参照できる環境が安価に提供できる。
◇ユーザーの購入動機
 @:@の価値だけで購入する。
 A:Aの価値だけで購入する。
 B:@×Aの価値で購入する。
やはり、Bのユーザーが多いのでしょうか?@のユーザーもあるのでしょうか?

A.SecureArchiverの購入動機は、@の「大量の機密データが安全かつ安価に保存できる」ととも に、以下の点をご理解いただいております。
 ・見たいときにすぐ見れる
 ・情報共有・特別なハードが不要である。(緊急時に業務を継続できる)
 ・システム運用の重責から、システム管理者を開放する。
 ・肥大化するシステムサイズを抑制する。(既存システムを含めた大幅なコスト削減を実現します)